2020年4月22日 コロナ
2020年4月22日
5:00に目が覚め6:00起床。7:00には家を出る。
今日から県の休業要請を受け、大学も入構禁止。職員も半分以下。
ポータルサイトの課題管理ができるように、
学科の学外研修旅行の授業が遠隔で代替できるように
個別の対応を引き続きしながら、始まってしまった授業の対応も気になる。
今日のタスクは、遠隔授業FD情報の発信の調整
あとは手すきになるので、教務委員会発の
遠隔授業のガイドラインをつくる。
非常勤先の文書がよくできているのでひな型にさせてもらう。
気になっていた項目がうまく整理できていて、遅れをとったなと思う。
2時間ぐらい一気に作文していると、別のタスクが入って来てデスクトップも
荒れてきて、整理しようとして、未保存だった2時間分のデータを
消してしまう。久しぶりにやる。まったく保存プロセスをとっていない
新規文書なのでtempをさがしてやっと復活。
朝の検温をし忘れていて、保健室ではからせてもらう。
37.1℃ 平熱が35度台なのでびびる。
このところ、朝8:00くらいに研究室のPCの前にすわり
一日中誰とも口をきかず、19:30帰宅のETC時間に間に合うよう
ひたすら危機管理の作業をする毎日。コーヒーをすするとか
トイレに立つとか、昼の弁当を10分でかき込むとかそれ以外は
全部仕事。怠け者で事務作業嫌いでおそい人間の
10年分くらいの仕事をこの1か月でやっている感じ。
大げさではなくて実際の仕事量とスピードはそれくらい。
三年寝太郎もかくやというくらいの集中力で仕事を続けると
頭が腫れてくる。ボーっとして寝るときもじんじんする。
昨日おとといくらいから頭痛がひどい。くたびれ果てて帰って
寝てしまうから不眠にはならない。休めてリセットはできている。
ものすごい量の仕事、人とのやりとり、感情のもつれ、
毎日よくつぎからつぎへと湧いて出るなと思うくらい途切れることのない
課題。フェイズの移行にそって、問題も変わってくる。今は
教学関係をいかに軌道にのせるか、学生の不安にいかに対応するかという
いよいよ大学の本質を問われるところに入ってきた。
こういう非常時に即断即決で事態を分析し最適解をみつけ
タスクを分解し、実行し、結果を出す というのは結構
性にあっていて、うまくいけば疲れはしても不快ではない。
自分でもハマっている感じがあって、いやな仕事をしている感じは
全くない。不謹慎に聞こえる言い方だが この状況を おもしろい
と思っている自分がいる。
ただ人と会わず、口を開かず、ものすごい勢いでものを考え
ものすごい勢いで文章を作っていると、自然コミュニケーションは
直接的でがさつになる。相手がどう思うかを考える前に、
どう人を動かすかを考える。相手が自分の事をどう思おうがどうでも
よくなる状況では、おそらくその流れに乗っていないものからすると
なにをカッカしているんだろうと滑稽に見えるだろう。
まずは君が落ち着け
FBで高校時代のなかまとオンラインで顔を見ながらしゃべると
なにかホッとして、ものすごい勢いでしゃべってしまう。
チャットをしても言葉がいつもの3倍の勢いででてくる。
頭のなかにぐるぐる渦巻いていることばを吐き出したくてしょうがない。
あとになって、ああ、あんな話題はいますべきではなかったな
デリカシーにかけていて皆に嫌な思いをさせたのかなと思ってしまう。
いまこうして何も考えずなにも構成せずこの文章を書いている行為
そのものも、その状態を記録したくてやっている。
異常。だれに読んでもらいたいのでもない。ただ吐き出したい。
吐き出さないと頭が破裂する。
こんな時でも、まったく表情をかえず、淡々と職務をこなす人もいる。
尊敬する。ほんとうに最後の最後に頼るべきは、この人だ。
自分の身になにかあるかもしれないと思ったときに、自分の状況を伝え
後のことを頼んだ人。
私が本当に信頼し、学ぶべき人。
失うものの大きさは計り知れないが、それ以上に私たちは今成長している。
生き延びさえすれば、私たちは、違う世界を手に入れられる。
そんな実感がある。それは楽しみでさえある。生き延びさえすれば。
考える・考える・考える。
熱はあっさり平熱にさがったが、家族とは部屋をわけ、隔離。明日までは
ひとまずこの状態で。仕事も完全リモートにしよう。
これで大丈夫と思ってまた出た時が一番迷惑をかける。
ハクソーリッジ プライベートライアン フューリー
地獄の黙示録 フルメタルジャケット こんな映画のシーンばかり
頭に思い浮かび、へんな夢ばかり見る。
