2020年4月22日水曜日

2020年4月22日 コロナ

2020年4月22日

5:00に目が覚め6:00起床。7:00には家を出る。
今日から県の休業要請を受け、大学も入構禁止。職員も半分以下。
ポータルサイトの課題管理ができるように、
学科の学外研修旅行の授業が遠隔で代替できるように
個別の対応を引き続きしながら、始まってしまった授業の対応も気になる。

今日のタスクは、遠隔授業FD情報の発信の調整
あとは手すきになるので、教務委員会発の
遠隔授業のガイドラインをつくる。

非常勤先の文書がよくできているのでひな型にさせてもらう。
気になっていた項目がうまく整理できていて、遅れをとったなと思う。
2時間ぐらい一気に作文していると、別のタスクが入って来てデスクトップも
荒れてきて、整理しようとして、未保存だった2時間分のデータを
消してしまう。久しぶりにやる。まったく保存プロセスをとっていない
新規文書なのでtempをさがしてやっと復活。

朝の検温をし忘れていて、保健室ではからせてもらう。
37.1℃ 平熱が35度台なのでびびる。

このところ、朝8:00くらいに研究室のPCの前にすわり
一日中誰とも口をきかず、19:30帰宅のETC時間に間に合うよう
ひたすら危機管理の作業をする毎日。コーヒーをすするとか
トイレに立つとか、昼の弁当を10分でかき込むとかそれ以外は
全部仕事。怠け者で事務作業嫌いでおそい人間の
10年分くらいの仕事をこの1か月でやっている感じ。
大げさではなくて実際の仕事量とスピードはそれくらい。

三年寝太郎もかくやというくらいの集中力で仕事を続けると
頭が腫れてくる。ボーっとして寝るときもじんじんする。
昨日おとといくらいから頭痛がひどい。くたびれ果てて帰って
寝てしまうから不眠にはならない。休めてリセットはできている。

ものすごい量の仕事、人とのやりとり、感情のもつれ、
毎日よくつぎからつぎへと湧いて出るなと思うくらい途切れることのない
課題。フェイズの移行にそって、問題も変わってくる。今は
教学関係をいかに軌道にのせるか、学生の不安にいかに対応するかという
いよいよ大学の本質を問われるところに入ってきた。

こういう非常時に即断即決で事態を分析し最適解をみつけ
タスクを分解し、実行し、結果を出す というのは結構
性にあっていて、うまくいけば疲れはしても不快ではない。
自分でもハマっている感じがあって、いやな仕事をしている感じは
全くない。不謹慎に聞こえる言い方だが この状況を おもしろい 
と思っている自分がいる。

ただ人と会わず、口を開かず、ものすごい勢いでものを考え
ものすごい勢いで文章を作っていると、自然コミュニケーションは
直接的でがさつになる。相手がどう思うかを考える前に、
どう人を動かすかを考える。相手が自分の事をどう思おうがどうでも
よくなる状況では、おそらくその流れに乗っていないものからすると
なにをカッカしているんだろうと滑稽に見えるだろう。

まずは君が落ち着け

FBで高校時代のなかまとオンラインで顔を見ながらしゃべると
なにかホッとして、ものすごい勢いでしゃべってしまう。
チャットをしても言葉がいつもの3倍の勢いででてくる。
頭のなかにぐるぐる渦巻いていることばを吐き出したくてしょうがない。
あとになって、ああ、あんな話題はいますべきではなかったな
デリカシーにかけていて皆に嫌な思いをさせたのかなと思ってしまう。

いまこうして何も考えずなにも構成せずこの文章を書いている行為
そのものも、その状態を記録したくてやっている。
異常。だれに読んでもらいたいのでもない。ただ吐き出したい。
吐き出さないと頭が破裂する。

こんな時でも、まったく表情をかえず、淡々と職務をこなす人もいる。
尊敬する。ほんとうに最後の最後に頼るべきは、この人だ。
自分の身になにかあるかもしれないと思ったときに、自分の状況を伝え
後のことを頼んだ人。

私が本当に信頼し、学ぶべき人。

失うものの大きさは計り知れないが、それ以上に私たちは今成長している。
生き延びさえすれば、私たちは、違う世界を手に入れられる。
そんな実感がある。それは楽しみでさえある。生き延びさえすれば。



考える・考える・考える。



熱はあっさり平熱にさがったが、家族とは部屋をわけ、隔離。明日までは
ひとまずこの状態で。仕事も完全リモートにしよう。
これで大丈夫と思ってまた出た時が一番迷惑をかける。

ハクソーリッジ プライベートライアン フューリー 
地獄の黙示録 フルメタルジャケット こんな映画のシーンばかり
頭に思い浮かび、へんな夢ばかり見る。

2020年2月5日水曜日

やっと来られました。

東日本大震災
 今さらながらですが。2019年10月にはじめて現地に足をふみいれました。
友人とのメッセンジャーでのやりとりの記録です。(自分の発言箇所のみ)


遺構の荒浜小学校まで来てみました。この辺はまだ生々しい跡が手つかずです。
気になってた宿題がひとつ片付きました。
最寄りの駅から5kmくらいなのて街の空気を感じながら歩いてたら警察に職質されました。振り込め詐欺の受け子がうろうろしてるらしくて明らかに怪しいやつと思われました。

もろもろボランティアみたいなものに腰が引ける自分に対する言い訳みたいなものなんですけどね。とりあえず現場の土を踏んで手を合わせて自己満足です。

なんかちゃんと対峙するのを逃げるんですよね。人の死に関わること。警察官に説明するのがたいへんだった。なんで広島から、関係者でもないし係累もないのに一人でスーツ姿で歩いてるのか。
分かってはもらえて有難うございますといわれましたが。

足を踏み入れた場所はほんとに現実感がないと言うか、「映画みたいだった」と言う体験者の言がちょっとわかった気がしました。あと日本の土木力はすごい。復旧してるとこも田んぼの畔にありえん大きさの石があったりね。太田川中流くらいのこぶし大のがゴロゴロあると、土の処理とかどんだけたいへんだったんだろうと思いました。
嵩上げの土地改良はこれは焼け石に水だなと言う感じがしましたが、「生活する場所」に戻すにはそれでもせざるをえんでしょうしね。


負い目を感じることはないとおもいながらね。まあ置かれた場所でなすべきことをなすということなんでしょうね。

ふりかえり 2016/2/7 別府大分毎日マラソン

2:59'02"

とにかくモチベーションが低い。
あんなに楽しみにしていたレースなのに、体重を落としていたらあと2分いや3分はカットしていた。しょうがないか。だめなときはだめ。

そんな中でなんとか3Hきりの来年への切符の確保だけを目標にした。4'15をまもれないラップが何度か出てあきらめかけたが、40kmの通過で2:50'だったのでとりあえずサブスリーはいける…となってからはねばった。それでもぎりぎり2:59'。あぶないところだった。

だめなときはだめなりに、ベストがつくせた感じで充実感はあったが、今はもうああすればよかった、こうすればよかったと、都合の良いことを考える。勝手なもの。3H切っただけでも上出来だろう。

この状態で、とにかく気持ちをつなぐのがたいへん。いろんなわすれものをしたが、おまもりのつけ忘れは参った。頼らずに行こうとはらはくくるが、準備があたふたで心が散っていた。


9:00ころ会場着
おさる3fまだ空いていたがすぐすし詰めになる。
蒸しパンとバナナ10時ころ補給。
ゼッケンセットして序g九体操動きづくり30分くらい
11:00荷物預けが始まり動き激しくなる。
11:20ころあずけて
11:45ラインナップ
勾玉まもり忘れに気づく。ワセリンとアームスリーブ
ぎりぎりまで館内にいて、ラインナップにでて
12:00スタート ラインまたぐまでが50"
最初の1kmはそれをひいても4'33で早すぎる。抑えたつもりでも集団の流れに持っていかれる。

スタートから4'15がらみでゆっくり抜かれるままに行く。3000番台の人が前を行く。1500、1600台の人もどんどん出るが気にしない。だいたい4'10はきらない。4'15をこえると次で取り返す感じで、ハーフまではとにかく我慢。

3kmで18"におちて落ち着き始める。
5kmが21'09" 予想通りくらい
10km亀川の折り返し 坦坦と進む。遅すぎるくらい
20kmスタートに戻ってくる。ここまで10~15”お間で微妙に上下。
5kmトータルでは2'15くらい。落ち着いていた。
ハーフから25kmもほぼ同タイム。おちそうで落ちない感じ。
30kmまでは残すつもりで無理をしない。30kmまでに19"とか20"とかで初めてちょっと焦る。
35kmも12"~24"くらいの上下があってトータルではこの5kmが21'25。あげられない。落ちるのを我慢。
そこからあげらるかと思ったが、やはりあげることはかなわず、ときどき4'20におちるのを最小限にこらえて、4'12くらいをたもつ。30kmすぎて足が残っているのかわからないが、とにかく3きりだけをめざした。あとはつぶれるつもりで1kmずつ刻む。

35kmまではなんとかもつ。あと7km。1kmずつつぶしていく。40kmで2-50. OKまにあう!と思ってから41kmで4'02が出る。(すぐ42kmで4'20におちる)スタジアムにはいってのトラック周回が長い。2-58'で行けるのかと思ったが59'オーバー。

トラックを回りながら、間に合わないのではと妙に不安になる。とりあえずカテ2の権利は確保。今年唯一のサブ3.もう駄目だとおもったが、ねらって出せるならまだ余裕があるのだろう。2-50はいくんだろうか。来年の見通しが立たないが、もう少し続ける気持ちにはなった。

道下さんに追いついたところが山だったのかもしれない。助けられた。30kmすぎ、あの感じだと彼女もきれなかったのか。

別大でサブ3は一つの悲願だったがやってしまうとやはり欲が出る。一つ宿題が片付いたがまだやり残しがある感じ。
カテ2の権利はあっていいのか悪いのか。控室のあの狭さはかえって面倒かも。自己満足の世界。


ふりかえり 2016.11.6 下関海響マラソン

先日の別大をみていて、なんとなく書いておきたくなった。
ちょっとしんどい時期を振り返って直視できるくらいにはなったか。
 50代のうちにはもう一回と思うが、もう厳しいかな。

------------------------------------------

5:30 目が覚める 5:50起床
おにぎり1 バナナ1 ロビーの朝食サービス少し。ごはん・パスタ
トイレマネ完了 
怪我をしないことと、完走をねらう。
4'30/kmが守れればよしとする。
6:40出立、6:51 下関行

怪我をした瞬間に、ああ、今タイム狙いの追い込んだ練習ができなかったらもうきついな…と思ってどこか投げたような、ほっとしたような気分になっていた。それから2か月、やっては痛めての繰り返しで焦っていた時期をすぎると、もうあきらめ気分が表に出る。
いったん切れた気持ちはもうふわふわともとにはもどらない。

これではだめだとどんと走っては休みを繰り返す。仕事がちょっと立て込むと、集中しているときならどんなわずかな時間でも、意地でも走るつもりでやっていた。それができない。ちょっと予定が狂っただけで、ああもう今日はだめだ。ちょっと疲れると、もう今日はいいか…完全に負けているがそれを許してしまう。

練習量が足らないから体重もどんどん増える。ちょっと頑張って減らしたと思ったらすぐ食べる。間食がとまらない。62kg12%。体は完全にゆるいし重い。レースに間に合わないじきになってしまえばもうあきらめる。

直前に1kmのペース走をしてみるが3'50をねらったつもりでで4'08 4'10くらいのしんどさまでしかあげられない。計ってみたら4'30 これはもうサブ3,5いければ上出来と思うが、走る前はまだできると思っていた。筋力低下は著しく、レースでは前半4'30ペースが 後半もたなかった。足が止まる。気持ちも続かない。練習した、やることはやったという気持ちの支えがなければ無理だよな、だめだよな、と逃げやすくなる。ほんとは走れるのに足がつったような気分。止まれば足は固まるから再び走り出そうとすれば当然つりかける。足がつるのさえリタイヤの理由になりそうでちょっとほっとする。許されたように甘え、同じSブロックの歩いている人を見てもほっとする。情けないが戦意喪失。言い訳をさがしてプライドを保とうとする。情けない。歩いていることに罪悪感も悔しさもなくなってくる。

日頃練習もしていなさそうなランナーに抜かれても何も感じなくなる。収容バスが30kmにいる。よほど乗ろうかと思うが、乗っている人たちをみると惨めになってやはり歩いても完走だけはしようと思う。コールドスプレーをふけばかなり足がもどる。ちょっと走り始める。ながくながくつらいコース。ラスト10kmを1kmずつと思うが、もうコントロールする気力もない。ゆるゆるとゴール。なんとか4時間は切ったがあまり意味もない。

得るものがあったとすれば、もう二度とこんな思いはしたくないと思えたこと。それがいやならやるしかない。底をうった気持ちが上を向き始めたのを感じられたことくらい。

ふりかえり 2015 第8回下関海響マラソン





2015111
気温7.764%北西4 
 タイム 3:03:29
 総合順位127/436
種目別順位122/386 登録男子

 ハーフまでは去年と一秒差、ほぼ一緒のタイム1:28'12”。後半の35km以降の落ち込みが、去年よりはちょっとましだったぶんのタイム短縮。レースプランにまよった。前半抑えれば後半の坂のペースダウンで取り返せない。前半とばすと後半持たない。前半を21分でおさえて、後半の上りをこらえ、下りでかせぐ。4'30でのぼって4'00でおり、4'15くらいでいければ全体としてはぎりでいけるか?
 実際には、後半の坂で4'30でのぼっても4'00でおりる力がない。サブスリー電車はもっと前半おそかった。長州出島あたりでおいつかれて大橋にかかるところで振り切られた。しばらくついていったときのペースは4'15くらいだったから、彼らはおそらくずっとイーブンでいっていたのだろう。ついていけなかった。
 シーズン最初のレースだからこれくらいコントロールできていれば上出来なのかもしれないが、このコースでサブスリーをなかなか達成できそうにない。
 坂に対する準備がたらない。後半の疲れは心肺ではなく筋力不足。スクワット、腹筋の補助運動をしなくては足らない。坂というような坂ではない。橋は自動車専用道だから勾配もカーブも緩やかで地味に長い。坂だと思わなければもっといける。意識し過ぎなのだろう。

 

【準備】

 レースの位置づけとしては防府前の脚づくりと考え、フルの感覚を取り戻すことを第一に考える。できることならサブスリーやっておきたいが、ここをピークにしたメニューは組まない。宿、食事は例年通り小倉駅前の東横イン。去年よりはやく投宿できたので夕方ジョグができた。奥田製作所までの40分ジョグ。
 当日朝は5:00起床。すぐ食事。ムスビ3、バナナ1。レース朝のむすび3個はちょっと多すぎたか。行動表にしたがって小倉から下関にJR移動。下関着からはSブロック専用に指定された生涯学習プラザに入るが、フロアはすでにいっぱい。入り口でゼッケンの提示チェックを受ける。自分が座ったところの奥に陣取っていた先客が戻ってくるなり「せま!」。余計なことに神経を使いたくないのですぐ移動。階段途中にすわる。すぐに人でいっぱいになる。結構狭くていいのかわるいのかわからない。暖かいのとトイレがすいているのはよかった。
 ゼッケンを付けて体操してアップしたら結構な時間になる。直前の糖質補給でカステラを口にして戦闘服に着替えて出る。8:15のゲート閉鎖に間に合うように8:00ころには移動。Sブロックスタートは去年のAよりごちゃごちゃした感じだった。去年のAよりやや後ろになった。Sの要件(2010以降でサブ3.5)を満たす人は結構多かったのか。AKBの仮装をした人が今年もいる。ソーティージャパンを履いている。太め。彼は走り始めたら姿は消えた。
 レース中の補給食はお守り代わりにパワーショットをスリーブに挟んでいくが使わず。出島折り返しのエイドでくれたアミノバイタル1本。給水は毎回とる。そのかわり各所で一口ずつ口に含む程度。

【レース展開】

 プランとしてはスタートから10kmまで4’15でいって20kmまでに4’05にあげておいて、坂に入ったらのぼりで4’30くだりで4’00くらいのめりはりで走るつもりだったが、スタートから4’10切のペース。抑えている感じはあったので去年より焦りもないし疲労感もない。表情や呼吸にも余裕があった。途中で後ろについていたランナーと聖湖のことで喋ったりする余裕があった。
 だいたい前半は5kmで1人か2人に抜かれるくらいのイメージ。ほぼ安定していた。彦島トンネルをすぎてのぼりにかかった途中でハーフ通過。思えば、トンネルのなかで聞こえた足音がもうサブスリー集団の足音だったのだろう。ハーフが28分。去年と同じ。大橋をくだって25kmくらいまでは良いペース。

出島大橋にかかるあたりからちょっとペースが上がらない感じになってくる。このあたりでサブスリー電車の集団の足音が大きくなってきこえてきてあっというまに飲み込まれる。しばらくついていってみる。アミノバイタルとっておりかえすが、折り返しあたりからもうじわじわ離れていく。出島大橋のところ30kmでペーサーが「ここからですよ。リラックスしましょう」と声をかける。4’15から4’17ペース。今の自分には結構きついが、これに付いていって慣れればたぶん上げなおせると思って粘ってみる。復路の彦島大橋にかかる前に100mは差がついた。もうサブスリーは諦めた感じになる。あれについていかなければいけないのかと思うと途方に暮れる。
 去年はここで一気にブレーキになるが、なんとか手を振り背中をのばしでピッチだけはおとさないようにする。残り10km表示からはあとは、いつものジョグコースの距離感をイメージする。あと1km我慢、あと1km辛抱と思ってペースを維持する。関彦橋あたりでタワーが見える。気持ちはもう着いた気になるが、あれを目印にするとそこからぐるぐると迂回路が結構長くて「え、まだか…」と気持ちがゆれる。JR高架下をくぐって市街地に入ってくるころはもう2kmもない。もう終わるなあとおもいながら時計をみる気もなくなっている。自分より年上の女性ランナーに抜かれてとどめを刺されエディオンの前を通る。まだあるのか。41km、42kmの表示が遠い。最後の曲がり角42kmをすぎてゴールがみえたらやっとほっとする。

【ゴール後】

ゴール後は余裕がある。計時も自分の時計もみなかったので、記録のプリントアウトではじめて3分と知る。ああ、7分8分ではないのか、思ったよりいいなと思う。もうちょっと頑張ったら3分くらいなんとかなった。追い込んでいない。レース後の足の痙攣も去年のようなことは無い。去年は最後歩くように走ってキロ5ペース近くまで落ちたから、それに比べれば最後まできちんと走れた感じはある。それにしても不完全燃焼な感じ。当初目的は果たせたし、コースベストではあったが、何かもやもやが残る。解放感もない。
 すぐ着替えて、チームのメンバーをさがし、ゴールを迎える。ふるまわれるフグ鍋とヨーグルトをたべて昼ごはんがわりにする。
 帰りの便の予定があるのでチームの皆には失礼して先に帰る。小倉まで移動してあとはのぞみ。去年はいったん尾道で車をピックアップしなくてはならなかったのでしんどかったが、今年ははやい。翌日は40分ジョグで疲労抜き。ダメージなし。



















これが最後のレースになるのかも H28 12/18 47回防府読売マラソン


5:30起床 6:30出発 7:00 修道大学前でM君ピックアップ
8:50ころ 着 受付アップを終わらせて
11:30 ラインナップ
12:02 スタート

5km10km15km と良いペースで4'20を切っていく。20kmまでに、4'30を守れなくなりそこでほぼ終わり。あとは足の動くところまでだらだらと続ける。30kmすぎで気持ちが切れ、初めて棄権をする。

今の自分には抑えたつもりの4'20/km切りが早すぎた。汗もかきすぎ。体重も重すぎ。足のスタミナもなし。終わっても体のダメージ全くなし。30kmであきらめる癖がついたか。くやしいとか情けないとかの気持ちにもならない。むなしさだけ。
リタイヤってどうすればいいんだろうと迷って、しばらく走り続けて、補助員に声をかけるまでの時間がいちばんつらかった。
ちかい補助員のかたに意思表示をする。バスのゐる場所を教えてもらってそこまで歩く。意思表示をしたらゼッケンのうらの計時タグをとられ、本部に連絡がまわる。 タグを取られた瞬間、なにか心臓をちぎってもっていかれたようなショックがあった。
バスになると何人かすでに乗っている人がいる。バスの中はさむく、ブランケットをもらう。思考力も低下している。

後日記録証明送られてくる。
2時間21分16秒 DNF 30km

ひさしぶりにこの記録証をみて、残してしまった宿題を直視している。もうレースははしらないかなと思う一方で、死ぬまでにもう一回すくなくとも完走はして終わっておきたいという思いもある。

2015年2月13日金曜日

第45回 防府読売マラソン 2014年12月21日(フル4回目)

前日移動

交通機関利用の予定だったが、車移動に変更。午前中の予定を終えて、昼食後出発。ソルトアリーナには14:58着。ゼッケン引換、記録証発行の手続きをして、車でコース下見に出る。やっておいてよかった。コースの特徴云々もだが、一度コースを見ておいたという気持ちの問題のほうが大きい。

17:30宿にチェックイン、18:00から60分ジョグ10km。59'59 でなんだかげんが良い。レースシミュレーションをして22:00頃には就寝。夕食はパン、東横インのフリーサービスのカレー、ヨーグルトR1。

イメージトレーニング(レースプラン)

前半のハーフは4'15切りで維持。後半を2秒/5kmずつ削っていく。

スタート〜5km(21'15) 
スタジアムを出て海沿いに埋立地をいく。落ち着いてあおられないように。

〜10km(42'30)
4kmの給水をとったら折り返し58号でスタジアムに戻る。横入川交差点までが10km。8.5kmの給水をかるく口にする。(21'15  4'15ペース守れ)

〜15km(1.03'45)
内回りの街中をぐるっと回る。14kmの給水。浜方交差点15km。(21'15)

〜20km-ハーフ (1.25'00-1.29'15)
内回りの8の字コースを抜けて外回りへ。三田屋大橋20kmすぎでハーフ。

〜25km(1.46'00)
防府駅過ぎて外回り。中盤の25km。キロ4'12ペースへ。

〜30km(2.07'00)
外回りから内回りに南下で5km。キロ4'12 21'00ペースへ。

〜35km(2.27'50)
折り返し北回り。ここからが我慢のしどころ。足がもつか。4'10ペースにあげて20'50。

〜40km(2.48'40)
もう煙突が見え始める。40kmすぎればあとは気力。4'10ペースを我慢して残り2kmをキロ5分に落としてもセーフ。

〜ゴール(2.57'00)
最後2kmを8'20 でしあげ、スタジアムトラックを1周ダッシュ。もう大丈夫。

というわけで頭の中ではみごとサブスリー達成。


当日


5:30に目が覚めて二度寝。6:30起床。ロビーの朝食。おむすび2個、白飯、味噌汁、サラダ、コーヒー。よく寝た。あまり深く考えていない。
曇り、気温3℃。レース頃で7℃。雨はない。よし。夕方みぞれ?買っておいたR1固形と飲タイプとってトイレマネージメントも済み。8:00出立。

8:44 ソルトアリーナ着。この時間なら駐車場余裕あり。9:40まで車中でゆっくりする。風があるので長袖にするかランシャツにするか悩む。
10:00にソイジョイとバナナケーキ1。11:00 にカステラ1切れバナナケーキ1。バナナ補充。

11:00までアップ。体操と2kmくらいのJOGのみ。よしランシャツで行こうときめて着替えようとしたらランパンを前後逆に履いている。縁起がいいと思うことにして、シューズも思い切ってウェーブスペーサーからアディゼロに切り替える。アームスリーブを使ってみることにする。腕に書いたスプリットタイムのメモが見えないが計算でいくことに。
11:40グランド入り。寒い。女子選手がちょうどゼッケン1200〜1300のところにくる。これは前が大変そうだなあと思ったら、役員さんの指示で7/8コースに移動させられていった。それでもスタートは速度差がありすぎて結構な混乱があった。慌てて着替えたせいでグローブしていないことに気がつく。ワセリンもしっかり塗ったしええいままよと気にしないことにする。

スタート
スタートはやはり動けない。4'40かかる。ゆっくり出る予定ではあったが、少し削らないとまずいな、と少しペースアップして5kmはほぼ予定通りで21'20にもどす。10kmまでは集団で風をよけながらいく。やはり速めで4'10を切っているが、スプリットは42'30からみでそんなに速くはない。体は楽なんだがそれが怖い。下関はこれで失敗した。15kmまででついていく集団を少しずつ前にする。遅い。4'13がでると少し焦る。このあたりで4'10切りペースで行くことにして腹をくくる。後半にむけて貯金のプランに切り替え。

20km。
ほぼ予定通りのところから少し削る。ここを過ぎると落ちてくる人が増える。ハーフ、1.29'15 の予定が1.28'45。前回失敗した下関とほぼ同じ展開。もつのか不安になるが、このコースはほぼフラット。少なくとも前回より悪くなることはあるまい。25kmで集団をみつけて入るが遅い。このあたりで川内選手とすれ違う。しばらくして第二集団のおおきな塊がくる。もう少しで浜方の折り返し。ここまでは行けている。落ち着け。我慢。みんな落ち始めた。どんどん抜いていく。ゼッケン5016の女性ランナーが安定して走っていたのでペースメーカーにしていたが後ろに下がってしまった。そこから一人旅になる。

30km 
前回はこの段階で2'08だったが、もう後のない2'08だった。今回は2'06でまだ足が残っている。(これはいける)という感じが出てくる。顔も笑える。腕も振れる。

35km
ここでもうペースが落ちるか…と思うと4'10切れている。いける。おちない。すごい。ここからガクッとおちるのか、いつおちるのか?と思いながら最後の5kmを辛抱する。いける。38kmで4'04、39kmで4'02が出る。40kmが2.47'だった。残りキロ5分ペースに落ちたとしても間に合う。足さえつらなければもうあとは直線で競技場に戻るだけ。1kmを辛抱。41kmが4'06でいけた。大丈夫。もう大丈夫。42km4'14かかったがあとはゴールに入るだけ。いけるんだ。終わるんだというより50何分になるのかを考えながらトラックをもう一踏ん張り。ゴールへダッシュ。時計が見える。2.56'05 がみえる。ゴール。19秒。「やった」と声が出る。ほぼイメージ通り。終わった。

35kmのところで勝っていた。おちるはずのところがおちない。上り下りがなく直線が多いのでリズムの切り替えがない。トラック練習のように集中して走れるのも良かった。

最後2kmでペースメーカーにしながら抜いていった5016の女性にもう一度ぶち抜かれる。見立て通りの人だった。

足のダメージなし。給水は全部手をつけた。一口ずつ口を濡らすだけ。アディゼロは気にならないという意味でいい感じだった。寒さはなんとかなった。風除けもうまくいった。アームスリーブに挟んでおいたジェルは結局つかわなかった。509位。

とにかく腕を振る。顔は笑う。肩を落とす。自分のレベルでできることは腕振りにつきる。トータルで言えばほぼ前後半イーブン。全体でキロ4'09ペース。

できると信じて準備してきて、そこそこ失敗して、4本目で達成なら上出来だろう。やればできるがやらないとできない。サブスリーは能力の問題ではなくてモチベーションの強さにかかっている。次は250カット。今回のイーブンペースでみると、もう少しは削る余地がありそう。こんな練習の日々はいつまでも続けられないだろうがこのくらいまではやってみようか。

去年の初めてのフルの下関では4'15で42kmをおすという世界が想像もできなかった。今は4'15が楽にイメージできる。いつのまにかこんなところへきているがプロセスがあるから全く不思議ではない。でも今250カットはイメージできても240 切りは想像がつかない。キロ3'30ペースで40kmは無理と思うが、やれば全く不可能ではないのかもしれない。年齢別の記録の分布でいないわけではないがほんとにわずかな数。壁を壊す。踏み出すかどうか、その勇気とエネルギーがあるか。

公式ラップ
5km)         21'21
10km)       42'03(20'42)
15km)    1.03'08(21'05)
20km)    1.24'02(20'54)
HALF)    1.28'40
25km)     1.44'51(20'49)
30km)     2.05'31(20'40)
35km)     2.26'31(20'51)
40km)     2.47'05(20'43)
FINISH)  2.56'19(9'14)