2020年2月5日水曜日

やっと来られました。

東日本大震災
 今さらながらですが。2019年10月にはじめて現地に足をふみいれました。
友人とのメッセンジャーでのやりとりの記録です。(自分の発言箇所のみ)


遺構の荒浜小学校まで来てみました。この辺はまだ生々しい跡が手つかずです。
気になってた宿題がひとつ片付きました。
最寄りの駅から5kmくらいなのて街の空気を感じながら歩いてたら警察に職質されました。振り込め詐欺の受け子がうろうろしてるらしくて明らかに怪しいやつと思われました。

もろもろボランティアみたいなものに腰が引ける自分に対する言い訳みたいなものなんですけどね。とりあえず現場の土を踏んで手を合わせて自己満足です。

なんかちゃんと対峙するのを逃げるんですよね。人の死に関わること。警察官に説明するのがたいへんだった。なんで広島から、関係者でもないし係累もないのに一人でスーツ姿で歩いてるのか。
分かってはもらえて有難うございますといわれましたが。

足を踏み入れた場所はほんとに現実感がないと言うか、「映画みたいだった」と言う体験者の言がちょっとわかった気がしました。あと日本の土木力はすごい。復旧してるとこも田んぼの畔にありえん大きさの石があったりね。太田川中流くらいのこぶし大のがゴロゴロあると、土の処理とかどんだけたいへんだったんだろうと思いました。
嵩上げの土地改良はこれは焼け石に水だなと言う感じがしましたが、「生活する場所」に戻すにはそれでもせざるをえんでしょうしね。


負い目を感じることはないとおもいながらね。まあ置かれた場所でなすべきことをなすということなんでしょうね。