第45回 防府読売マラソン 2014年12月21日(フル4回目)
前日移動
交通機関利用の予定だったが、車移動に変更。午前中の予定を終えて、昼食後出発。ソルトアリーナには14:58着。ゼッケン引換、記録証発行の手続きをして、車でコース下見に出る。やっておいてよかった。コースの特徴云々もだが、一度コースを見ておいたという気持ちの問題のほうが大きい。
17:30宿にチェックイン、18:00から60分ジョグ10km。59'59 でなんだかげんが良い。レースシミュレーションをして22:00頃には就寝。夕食はパン、東横インのフリーサービスのカレー、ヨーグルトR1。
イメージトレーニング(レースプラン)
前半のハーフは4'15切りで維持。後半を2秒/5kmずつ削っていく。
スタート〜5km(21'15)
スタジアムを出て海沿いに埋立地をいく。落ち着いてあおられないように。
〜10km(42'30)
4kmの給水をとったら折り返し58号でスタジアムに戻る。横入川交差点までが10km。8.5kmの給水をかるく口にする。(21'15 4'15ペース守れ)
〜15km(1.03'45)
内回りの街中をぐるっと回る。14kmの給水。浜方交差点15km。(21'15)
〜20km-ハーフ (1.25'00-1.29'15)
内回りの8の字コースを抜けて外回りへ。三田屋大橋20kmすぎでハーフ。
〜25km(1.46'00)
防府駅過ぎて外回り。中盤の25km。キロ4'12ペースへ。
〜30km(2.07'00)
外回りから内回りに南下で5km。キロ4'12 21'00ペースへ。
〜35km(2.27'50)
折り返し北回り。ここからが我慢のしどころ。足がもつか。4'10ペースにあげて20'50。
〜40km(2.48'40)
もう煙突が見え始める。40kmすぎればあとは気力。4'10ペースを我慢して残り2kmをキロ5分に落としてもセーフ。
〜ゴール(2.57'00)
最後2kmを8'20 でしあげ、スタジアムトラックを1周ダッシュ。もう大丈夫。
というわけで頭の中ではみごとサブスリー達成。
当日
5:30に目が覚めて二度寝。6:30起床。ロビーの朝食。おむすび2個、白飯、味噌汁、サラダ、コーヒー。よく寝た。あまり深く考えていない。
曇り、気温3℃。レース頃で7℃。雨はない。よし。夕方みぞれ?買っておいたR1固形と飲タイプとってトイレマネージメントも済み。8:00出立。
8:44 ソルトアリーナ着。この時間なら駐車場余裕あり。9:40まで車中でゆっくりする。風があるので長袖にするかランシャツにするか悩む。
10:00にソイジョイとバナナケーキ1。11:00 にカステラ1切れバナナケーキ1。バナナ補充。
11:00までアップ。体操と2kmくらいのJOGのみ。よしランシャツで行こうときめて着替えようとしたらランパンを前後逆に履いている。縁起がいいと思うことにして、シューズも思い切ってウェーブスペーサーからアディゼロに切り替える。アームスリーブを使ってみることにする。腕に書いたスプリットタイムのメモが見えないが計算でいくことに。
11:40グランド入り。寒い。女子選手がちょうどゼッケン1200〜1300のところにくる。これは前が大変そうだなあと思ったら、役員さんの指示で7/8コースに移動させられていった。それでもスタートは速度差がありすぎて結構な混乱があった。慌てて着替えたせいでグローブしていないことに気がつく。ワセリンもしっかり塗ったしええいままよと気にしないことにする。
スタート
スタートはやはり動けない。4'40かかる。ゆっくり出る予定ではあったが、少し削らないとまずいな、と少しペースアップして5kmはほぼ予定通りで21'20にもどす。10kmまでは集団で風をよけながらいく。やはり速めで4'10を切っているが、スプリットは42'30からみでそんなに速くはない。体は楽なんだがそれが怖い。下関はこれで失敗した。15kmまででついていく集団を少しずつ前にする。遅い。4'13がでると少し焦る。このあたりで4'10切りペースで行くことにして腹をくくる。後半にむけて貯金のプランに切り替え。
20km。
ほぼ予定通りのところから少し削る。ここを過ぎると落ちてくる人が増える。ハーフ、1.29'15 の予定が1.28'45。前回失敗した下関とほぼ同じ展開。もつのか不安になるが、このコースはほぼフラット。少なくとも前回より悪くなることはあるまい。25kmで集団をみつけて入るが遅い。このあたりで川内選手とすれ違う。しばらくして第二集団のおおきな塊がくる。もう少しで浜方の折り返し。ここまでは行けている。落ち着け。我慢。みんな落ち始めた。どんどん抜いていく。ゼッケン5016の女性ランナーが安定して走っていたのでペースメーカーにしていたが後ろに下がってしまった。そこから一人旅になる。
30km
前回はこの段階で2'08だったが、もう後のない2'08だった。今回は2'06でまだ足が残っている。(これはいける)という感じが出てくる。顔も笑える。腕も振れる。
35km
ここでもうペースが落ちるか…と思うと4'10切れている。いける。おちない。すごい。ここからガクッとおちるのか、いつおちるのか?と思いながら最後の5kmを辛抱する。いける。38kmで4'04、39kmで4'02が出る。40kmが2.47'だった。残りキロ5分ペースに落ちたとしても間に合う。足さえつらなければもうあとは直線で競技場に戻るだけ。1kmを辛抱。41kmが4'06でいけた。大丈夫。もう大丈夫。42km4'14かかったがあとはゴールに入るだけ。いけるんだ。終わるんだというより50何分になるのかを考えながらトラックをもう一踏ん張り。ゴールへダッシュ。時計が見える。2.56'05 がみえる。ゴール。19秒。「やった」と声が出る。ほぼイメージ通り。終わった。
35kmのところで勝っていた。おちるはずのところがおちない。上り下りがなく直線が多いのでリズムの切り替えがない。トラック練習のように集中して走れるのも良かった。
最後2kmでペースメーカーにしながら抜いていった5016の女性にもう一度ぶち抜かれる。見立て通りの人だった。
足のダメージなし。給水は全部手をつけた。一口ずつ口を濡らすだけ。アディゼロは気にならないという意味でいい感じだった。寒さはなんとかなった。風除けもうまくいった。アームスリーブに挟んでおいたジェルは結局つかわなかった。509位。
とにかく腕を振る。顔は笑う。肩を落とす。自分のレベルでできることは腕振りにつきる。トータルで言えばほぼ前後半イーブン。全体でキロ4'09ペース。
できると信じて準備してきて、そこそこ失敗して、4本目で達成なら上出来だろう。やればできるがやらないとできない。サブスリーは能力の問題ではなくてモチベーションの強さにかかっている。次は250カット。今回のイーブンペースでみると、もう少しは削る余地がありそう。こんな練習の日々はいつまでも続けられないだろうがこのくらいまではやってみようか。
去年の初めてのフルの下関では4'15で42kmをおすという世界が想像もできなかった。今は4'15が楽にイメージできる。いつのまにかこんなところへきているがプロセスがあるから全く不思議ではない。でも今250カットはイメージできても240 切りは想像がつかない。キロ3'30ペースで40kmは無理と思うが、やれば全く不可能ではないのかもしれない。年齢別の記録の分布でいないわけではないがほんとにわずかな数。壁を壊す。踏み出すかどうか、その勇気とエネルギーがあるか。
公式ラップ
5km) 21'21
10km) 42'03(20'42)
15km) 1.03'08(21'05)
20km) 1.24'02(20'54)
HALF) 1.28'40
25km) 1.44'51(20'49)
30km) 2.05'31(20'40)
35km) 2.26'31(20'51)
40km) 2.47'05(20'43)
FINISH) 2.56'19(9'14)

